セダムと多肉植物が人気な近頃、セダムは、多肉植物と違いがある
のか疑問に思ったんですが、どうなんでしょう?
植物についているラベルだけではわからないこともあります。
そこで、セダムについてちょっと調べてみました。
今回は、セダムと多肉植物の違いと、育て方や水やり、増やし方を
紹介します。
セダムと多肉植物の違いはあるの?
セダムとは、
ベンケイソウ科 マンネングサ属の植物のことで、
和名であるマンネングサ属の
学名が Sedum (セダム属) 。
マンネングサ(万年草)と呼ばれることもありますが、
ほとんどは、セダムという名前で流通していることが多いです。
そして、
多肉植物というとサボテンやアエオニウム、エケベリアなどを想像
する人が多いと思うんですが、セダムは多肉植物の仲間になります。
これを総称して多肉植物といいます。
だから、多肉植物といったらものすごい数の植物が
該当するんですですね。
葉を鑑賞する観葉植物と同じです。♪(´ε` )
なので、
セダムと多肉植物の違いは?というと、
「どの多肉植物と比べて違いを知りたいんだい?」
みたいなことになりますよね。
セダムとサボテンには違いがありますが、どっちも多肉植物と
呼ばれる植物です。
多肉植物といわれて、想像する植物がみんな違うので、
僕のような疑問が生まれるんだと思いました。^ – ^
セダムの育て方
ミセバヤ
特徴
春と秋が生育期になり、夏と冬は休眠します。
原産地が全世界に分布していて、種類ごとに適した気候が
少し違うと思います。
常緑性と落葉性のものがあって、特に落葉性は霜にあたっても
大丈夫なぐらい耐寒性が強い。
秋から冬にかけては、紅葉して色付く種類が多く、きれいです。
マツバギクやツルマンネングサなどは、道端のアスファルトから
生えてたりしますよ(゚∀゚)
置き場所
日当たりのいい、風通しが良いところ。
暑さや寒さに強い種類が多いので、1年を通して戸外で栽培可能な
ものもあります。
高温多湿には弱いので、梅雨時など加湿にならないように注意します。
ただ、僕が思うには、日当たりが良ければどこでも平気だと思います。
庭に地植えしたセダムは、雨ざらし&雪の下になったりしますが、
へっちゃらみたいです。^ – ^
水やり
乾燥にかなり強いので、水やりを忘れても枯れませんが、
成長期に、日当たりの良いところで、しっかり水やりをすると、
かなり旺盛に成長します。他の多肉植物に比べて、水を好むほうだと
思います。
夏と冬の休眠期は、水やりを控えめにしてあげます。
休眠期の水のやり過ぎは、根腐れの原因になります。
室内での置き場所&水やり
日差しの入る窓ぎわとか、なるべく明るいとこ。
室内では日照不足なので、水やりは控え気味に。
日照不足で水やりが多いと、ひょろひょろと徒長します。
とくにセダムは、水やり頻度と光の加減で、草姿が大きく変わります。
締まったかっこいい姿を目指すなら、なるべく戸外でしっかり日に
当てて育てるといい。
僕的なセダムの育て方は、適当に放置が一番だと思ってます。
♪(´ε` )
用土
水はけが良ければ、なんでも大丈夫です。
多肉植物用の土や、観葉植物の土、草花培養土、
どれも使ってみましたが、特に問題なしです^ – ^
植え替え
鉢植えの場合ですが、
1〜2年に1回、春と秋の生育期に植え替えをします。
根詰まりすると成長が遅くなりますが、
枯れたりしないという強靭さなので、水はけが悪くなったら
植え替えの目安にすればいいと思います。
セダムの増やし方
株分けと挿し芽で増やすのが、いちばんカンタンな増やし方です(゚∀゚)
実際に増やしてみたので、紹介します。
冬に寄せ植えで使った、’チョコレート・ボール’ というセダム。
地味なセダムですが、渋い茶色が気に入って購入。↓
このセダムが伸びすぎてしまったので、寄せ植えから撤去しました。
そして、株分けと挿し芽をして増やしてみることにしました。
寄せ植えから撤去したチョコレート・ボールを、
思いっきり剪定して、小さくします。
ほんのちょこっと、葉が残る程度になってます。
見方によっては、坊主(๑˃̵ᴗ˂̵)w
剪定したこのセダムの茎を、挿していきます。
一般的な教えでは、新しく肥料分のない土を使うのですが、
僕はめんどくさいという理由から、いろんなところに挿しています。
プランターの空いたところに♪(´ε` )
土は、草花培養土に元肥マグァンプを混ぜまぜしたもの。だいじょうぶか?
2ヶ月後には、こんなに増えるんですよ。挿すだけの簡単作業!
セダムの花まで咲いてます。かなりちっさい。
そして、ボウズになった親株は…、
挿し芽をしたヤツよりは、茂ってないですが問題なく生えてきました(゚∀゚)!
こちらは、あまった中古の土だったと思います。無肥料、雨まかせ。
草姿はこっちのほうが、締りがあっていいと思います。
これは庭に直で、挿したヤツ。
きれいに育ってないですが、問題なく増えました!
まとめ
・セダムも多肉植物なので、違いはない。
あるとすれば、他の多肉植物より強く、育てやすい。
・セダムの種類によって、最適な気候の違いはあるが、
基本的な育て方で、ほとんど育てることができる。
・強い剪定や挿し芽もできるので、増やし方は簡単。
増えすぎて困ることのほうが多い。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!