着生植物のネオレゲリアたちが、
子株を成長させているので流木に活着させてみようと、
試みました。
今回は、着生種のネオレゲリアの活着方法と、
子株の株分けを実際にやってみたので紹介します。
ネオレゲリアの株分け
このネオレゲリアは、アケソ Neoregelia ’akeso’ という
小型の品種です。真ん中の親株は、体長15センチ弱。
購入したときから子株が2つあった、元気なやつです。(゚∀゚) ♪
親株から出ているランナー、またはステムの部分を少し残して切りました。
このほうが、鉢に植えるときに子株が安定するんじゃないかと。
もっと短く、ギリで切っても問題はないと思います。
そして、発根しているまわりに、タケノコみたいな皮があるのがわかると思います。
これ、ハカマと呼ばれてるもの。簡単に取れるので、むしり取ります。
発根しやすくするためにやる作業です♪( ´▽`)
株分けの時期とタイミング
ネオレゲリアの簡単な増やし方は、子株を切り離す、株分けで
やるのが一般的だと思いますが、
1. 子株が親株の2/3くらいまで成長する。
2. 発根しそうであったり、すでに根っこが出たやつ。
これが株分けのタイミングとなります。
子株はあまり小さいうちに切り離すと、
その後の成長が遅くなるので、
ある程度、成長してから株分けするといいんです♪(´ε` )
そして、株分けに適した時期は、3月〜9月。
冬は休眠期なので、株分けしても発根しないためです。
ネオレゲリアを着生させる!
今回の株分けでは2つの子株が採取できたので、
1つは「流木を使って着生させてみよう!」ということです。
よりネイチャーに、そしてワイルドに^ – ^
用意したものは、
水苔、流木、糸(いいヤツ)。どこがいいやつ?
アクアリウム業界では有名な、ADA アクア デザイン 天野
世界に誇る、日本の会社のです(゚∀゚) ♪
これは、苔を水槽の流木に巻き付けるための糸で、
そのうち溶けてなくなる、すごいやつです。
1. 水苔は30分ほど水につけて。ふやかします。
もどした水苔は、軽く絞り、ネオレゲリアの根本に巻いていきます。
糸でぐるぐる巻きです。
2. 水苔を巻いたネオレゲリアを流木に固定します。
これも糸でぐるぐる巻き。
3. 流木には、穴を開けておくと、紐やワイヤーを通して吊るすことができます。
これで、完成です! あとは水をジャバジャバとあげて育てます。
2ヶ月後…
2ヶ月間、水やりだけで全然見ていない間に、根っこがでてた ^ – ^ 笑
しっかりと流木に張り付いて、ネイチャー&ワイルドになってきた!
流木に吊るして育てる場合は、かなり乾燥しやすいので、
ぼくは毎日水やりしていました。発根するまでは、水やり多めがいいと思いました。
これからどんな感じに成長していくのか楽しみです♪(´ε` )
最後に…
2個めの子株は鉢に植えました。こんなことをしていると、
どんどん増えていく… 笑^^