トゲトゲしたワイルドなアガベ。珍奇植物、ビザールプランツと言われる。
多彩な品種と5cmぐらいから3mを超す大型種があったり。
アガベ・ウィンテリアーナを栽培中です。これ大型種。
今回は、アガベの植え替えとその後の水やり、育て方や鉢の大きさ
について紹介します。
アガベとは?
アガベとは、リュウゼツラン科/リュウゼツラン属(Agave)の植物で、
リュウゼツラン属を総称でアガベと呼ぶ。常緑多年草。
※分類は難しく、キジカクシ科、ユリ科で表記されることもある。
原産地は主にメキシコを中心に北アメリカ南部、中南米。
葉は多肉質で鋭いトゲを持つ。ワイルドなフォルムが魅力の植物。
アガベ・テキラーナ(Agave tequilana)という品種は、
テキーラの原料として栽培されている。
花は一生に一度、もしくは50年〜100年に1回と言われるほど珍しい。
食用から園芸まで幅広く利用されるアガベですが、原種だけでも200種を超え、
園芸品種も含めれば300種を超すと言われている。
コレクター植物的な、人気がある(゚∀゚)♪
耐寒性・・・弱い〜強い(品種による)
耐暑性・・・強い
育て方
栽培環境
日当たりと風通しのいい場所を好みます。
基本的には生育期間は屋外での管理がベスト。
乾燥地に自生しているので、梅雨の雨など、
長い期間の雨に当たらないようにします。(鉢植えの場合)
地植えにしたアガベは、水はけのいい土の場所であれば、
特に問題ないように思う。
冬は霜に当たらないように気をつけます。
耐寒性が強いタイプも0℃以下が続くような環境は厳しいと思います。
あまり耐寒性のない品種は、5℃を目安に冬越しは室内で。
僕の栽培している、アガベ・ウィンテリアーナ(agave winteriana)は、
耐寒性が強いので、1年中屋外です。
水やり
アガベの水やりは多肉植物と同じく、
乾燥気味に管理します。
鉢土の表面が乾いてから、2〜3日待って水やり。
乾燥しすぎでダメになるより、水のやりすぎでダメになる。
根腐れするので注意が必要です。
ただ、忘れた頃に水やりする感覚だと成長が遅い気がしています。
様子を見ながら水やり回数を増やしていこうと思ってます。
肥料
成長期の3月〜11月、いくらか肥料をあげます。
基本的には多肥を好む植物ではないので、
個々の種類の様子をみてあげます。
僕の場合だと、植え替え時に緩効性化成肥料をまぜているので、
葉が動いているのを感じるときには、液体肥料をあげています。
用土
水はけの良い土。
赤玉土、腐葉土、軽石小粒などを混ぜたもの。
多肉植物の培養土が手軽に使えて便利です。
土によってアガベの成長具合も変わる気がしているので、
いろいろ試してみようと思っています。
今は、赤玉土と腐葉土に、多肉植物用の土のあまりを混ぜて、
堆肥を少々♪(´ε` )
アガベの植え替え
植え替え時期は、4月〜5月が最適。
冬と真夏を除けば、いつでも大丈夫です。
品種により成長スピードは違うのかもしれないですが、
2年に1回は植え替えが必要だと思います。
意外とアガベは根っこのスピードが早いからです。
アガベ・ウィンテリアーナ(agave winteriana)を
植え替えしたので紹介します。
去年植え替えたばかりなんですが、いまいち成長がよくなくて
土を変えてみようと植え替えに踏み切りました。
鉢にへばりつくように根っこが回っていました。
1年でも根っこの成長が早い。
やっぱり大型種なので、しっかり根を張ろうとするんですかね。
新しい根がすでに動いていました。
根鉢を軽く崩し、根は切らないで植え替えます。
アガベは根を切りすぎるとその後の成長がかなり遅くなる気がします。
全く根鉢をいじらず鉢増しする方法もあります。
鉢の種類はスリット鉢を使います。
普通のプラスチック鉢よりは、水はけ通気性に優れている。
昔は多肉植物系などの乾燥を好む植物のは、乾きやすい素焼き鉢と言われていたが、
現在の主流は、黒いプラスチック鉢。
鉢内の温度が上がりやすいので、根っこの生育にはいいという事です。
通気性が悪いので、用土のチョイスと水やりに気を使う。
アガベの鉢の大きさは、今回は大きめを選びました。
通常、小さめ〜アガベが収まるくらいの鉢にすることが多い
と思います。大きな鉢にすると乾きにくいのが難点です。
ただ、アガベ・ウィンテリアーナは、アガベ・アメリカーナの自然交配種
ということなので、地植えでは将来的に、人間を超えていく大型種。
そのことを考えると、大きめの鉢のほうがいいのではと思いました。
今回は、赤玉土と腐葉土に、多肉植物用の土のあまりを混ぜて、
堆肥を少々♪(´ε` )有機質を入れてみました。
以前は、多肉植物の培養土を使いましたが、
成長がイマイチでした。土だけが原因ではないけど、
どうなるか観察していこうと思う。
植え替え後の水やりはどうする?
僕の場合、植え替え後はすぐに水をやるタイプです。
植え替えで、水はけがとても良く、通気性も良くなっているので
蒸れないし、余分な水は流れ出てしまう。
なので、根っこも呼吸できるし、水分を求めて根を伸ばすんじゃないかなと
思っているからです。
これは温度のある時期しかできない方法なので、
時期外れの植え替えのときは、植え替え後に水やりしないほうが安全。
この場合、植え替えから3日とか、1週間とかあとに水やりします。
これが安全策ではあると思う。
これは人によっていろいろなので、
アガベ自分流を見つけていけたらと思います^ – ^
まとめ
・暑さに強く、耐寒性は強いほうだが、0℃〜5℃を目安に霜よけ対策や室内に
・乾燥を好むので、水やりの頻度は用土が乾いてからのほうが安全
・根の伸びるスピードは早いほうなので、定期的な植え替えが必要
・鉢の大きさは小型種、大型種により使い分け、根を切らないでも収まる鉢がベスト
・鉢の種類は、水やり頻度や用土を考えて選ぶ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!