ワニ革のようなシダ植物、クロコダイルファーン。
かなりかっこいいです(๑˃̵ᴗ˂̵)部屋をジャングルに
したい人には必要な植物ですw
今回は、クロコダイルファーンの特徴と育て方や植え替え、
土や耐寒性について紹介します。
クロコダイルファーンとは?
特徴
・葉脈がワニの鱗のように見える。
・ロゼット状に葉を展開する。
・着生シダ植物
・ミクロソリウム地上種
生息地
ミャンマー南部、インドネシア、ボルネオ、フィリピン、マレーシア半島、
スマトラ、ニューギニア、タイ、ケアンズ、オーストラリアの熱帯雨林地域に
自生する。特に蒸し暑く、日陰も多いのがこれらの地域。
着生シダ植物なので、生息地では岩の亀裂や、地面のコケ、樹木の幹、枝などに着生して
生息している。
調べてみると結構大きくなる種で、最大で5フィート(約150cm)
と記録されている。本当にこんなでかくなるのか?(゚∀゚)?
期待が膨らみますw
学名
クロコダイルファーン
(MICROSORUM MUSIFOLIUM ‘CROCODYLLUS’)
ミクロソリウム・ムシフォリウム
英名 Crocodile Fern
ウラボシ科(Polypodiaceae)/ミクロソリウム属(Microsorum)
世界に約50種あるミクロソリウム属の中の一つ。
アクアリウムで使われる水草に、ミクロソリウムがありますが、
ミクロソリウムには地上種と水中種があり、
クロコダイルファーンは地上種。
水中種は水没していなくても、葉が乾燥しない環境であれば生きられる
そうなので、
ミクロソリウムはなかなかおもしろいグループだと感じました。^ – ^
水中ミクロソリウムはこんなんです。
育て方
置き場所
直射日光を避けた、半日陰〜日陰ぐらいがいい。
耐陰性が強いので、明るい室内で年間を通して栽培できる。
5月〜10月の暖かい時期は屋外でもok。
慣れれば直射日光に少し当たっても大丈夫でしたが、
葉焼けするのと、成長にそこまで日光が必要ではなさそうなので、
屋外なら日陰でじゅうぶんかもしれない。
高温多湿を好みます。
耐寒性はなくは無い。といったところですかね。
5度くらいまでは耐えている様子です。
冬越しは室内で。
部屋の温度が10度以下になりますが、特に弱ることは
ないので、5度を目安に、なるべく暖かい場所で管理するのがいいかと思う。
水やり
5月〜10月の成長期は、用土の表面が乾いてきたら
水やりというサイクルで問題ないと思います。
真夏は暑すぎるので、毎日水やりしていました。
冬は成長がほとんど止まるので、
水やりは、乾かし気味。
着生シダなので、多少の乾燥には耐えられる。
空中湿度が高いほうがいいので、水やりするときは、
葉っぱも濡らして上げましょう。
霧吹きもしてあげるとok
肥料
肥料はなくても問題ない。
より速く、大きく、したいときは
観葉植物用肥料を。
チッソが多いやつです(゚∀゚)
用土
水はけの良い、保水性のある
ふつうの観葉植物の土など。
赤玉土6、腐葉土4、を混ぜてもok
これに、ピートモスをいれても、いれなくてもw
僕は、クロコダイルファーンの用土を、
「プレミアムベラボン」
で実験中です。
植え替え
鉢のサイズに合わない感じになったので
植え替えてみました。
8月の植え替えになります。
光が強すぎた場所だったので、葉の色が少し色あせています。
色がこげ茶に変色している部分は、葉焼けだと思う。
鉢から抜いて土をお箸でやさしくほぐします。
根鉢の1/3ほど土を落とす。かる〜く1周ほぐす。
使う用土は、プレミアムベラボン。
ヤシガラのチップです。
水はけはとてもいい。
ベラボンは、サイズ展開が豊富で、
S/M/Lあります。
その中でプレミアムベラボンはxsぐらいです。
一番細かいチップですね。
ベラボンを鉢にいれて、クロコダイルファーンの高さをちょうど良く
調整。
左の写真のようにベラボン並々いれて、指の腹でやや強く押し込む。
すると、右の写真の様に沈むので、繰り返し押し込んでいく。
すぐ完成です。
ベラボンはとても軽く、吊り鉢でハンギングするのに
向いていますね。♪(´ε` )
着生もできる
クロコダイルファーンは着生シダなので、
鉢植えだけでなく、
ビカクシダやドリナリアなどの植物と同じように
板付け、ヘゴ付け、流木などに着生できる。
僕もいずれ挑戦しようと思う。
着生シダは、着生させると格段に男前になります^ – ^
まとめ
・冬の低温に気をつければ、屋外、室内問わず栽培は簡単
・植え替えは簡単。流木などに着生できる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪(´ε` )