エバーフレッシュとは一体なんなのか?フレッシュ?そういえば、ねむの木に
似てるんですけど、違うのか?
今回は、エバーフレッシュとねむの木の違いや、何かと問題が起こるので、
葉が落ちる原因などについて、感じたままを紹介します♪(´ε` )
エバーフレッシュとねむの木
エバーフレッシュ
マメ科 コヨバ属またはピテケロビウム属
非耐寒性 常緑高木
学名:Cojoba arborea var. angustifolia
Pithecellobium confertum
学者によって分類の見解が違うので、2つの学名が存在している。
どっちもマメ科です。
エバーフレッシュという名前は流通名です。
和名では、アカサヤネムノキ。
原産地: 熱帯アメリカ ( ブラジル、ベネズエラ、ニカラグアなど )
自生地の熱帯アメリカでは、30m以上の高木になる、かなりデカイ樹木です (゚∀゚)!
観葉植物の中でも、なかなか人気。樹木感がたっぷりで、部屋のインテリアには最高です。
ねむの木
マメ科/ネムノキ属 耐寒性 落葉高木
学名: Albizia julibrissin
別名: ゴウカンボク(合歓木)
原産地: 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ、インド
ネムノキは日本にも自生していて、庭木にも利用されます。
10mぐらいの高木になります。
何が違う?
エバーフレッシュとねむの木の違いは、
1. エバーフレッシュは常緑で耐寒性がなく、日本には自生していない。ねむの木は落葉樹で、日本にも自生する。
2. 同じマメ科の植物ですが、属が違う。
3. 原産地がちがう。
エバーフレッシュとねむの木は仲間で、よく似た植物だけど、
生まれも性質も違うということがわかりました♪(´ε` )
逆に共通点は、マメ科の植物のほとんどが行う、就眠運動をすることです。
就眠運動とは?
明るくなったら開いて、暗くなれば閉じるといった簡単な仕組みのものもあれば、
昼夜を周期的に感じ、植物体内のリズムによって、光に関係なく運動していることも
わかっているようです。このことを「概日(がいじつ)リズム」というそうです。
でも、植物には光が必要なので、光が全く関係していないかというと、そうでもない。
就眠運動については完全に解明されていない。
身近にある植物も、まだまだ不思議がいっぱいですね^ – ^
葉が落ちたり、閉じないのはなぜ?
僕はエバーフレッシュを10年ほど育てていますが、
いろいろと問題があったり、なかったり。
ちょっと感じたことを書いていきます。
エバーフレッシュによくある問題
・葉が落ちる
・葉が閉じない
・葉が黄色くなる
・葉がチリチリ
・葉が垂れる
だいたいこんな事が起こる。
葉が落ちる原因は?
常緑の植物も落葉はします。生まれた時の葉が死ぬまでついているわけではありません。
古くなった葉を落とし、新しい葉と入れ替えていくんですね。
だから、植物の生理現象のひとつだということはあると思う。
つぎに、急な環境変化。
明るい戸外で栽培していたものを、室内の暗いところにいきなり置くと葉が落ちる。
今まで不自由なく光合成していた葉が、光の少ない室内では満足に
光合成できなくなりますよね。
そういった葉は暗い環境で必要ない、または耐えられない? ので、
落葉させてから、あたらしく暗い環境に適応した葉を出す。
もしくは、その環境で成長するのに適した葉の量に調節する。
そのための落葉ではないのかな?と思いました。
環境が暗くて葉が落ちる場合は、よく日が当たっていた葉が、とくに落ちる気がします。
上の方の葉です。
根元に近い下のほうの葉は、もともと暗い環境なのでほとんど落葉しない感じ。
暗すぎる環境だと、下葉から葉が落ちてくることもあると思います。
僕がいちばん思う、葉が落ちる原因は、冬の寒さではないかと思うところです。
気温の高い時期には、ほとんど葉が落ちるようなことはありませんでしたが、
冬の室内で10℃を下回るあたりから、葉が落ちる。
僕の栽培環境は南側の窓辺ですが、軒下にある場所なので直射日光は少しの時間しか浴びれない。
やっぱり少し暗い環境なので、そのせいで葉が落ちているとも考えられる。
以上のことを感じたわけですが、
僕の環境では、
エバーフレッシュの冬越しは、
暖かい部屋の明るい場所に置くことができれば、もう少し落葉現象は抑えられるはずです(๑˃̵ᴗ˂̵)
ある程度、落葉してくると、環境になれたのか葉が落ちなくなるので、
葉が落ちてきても、冬はそういうものだと思って特に心配はしなくても大丈夫だと思います。
また、夏に葉が落ちる原因は、水切れが可能性大。
冬でも室内では以外と水を吸っているので、落葉する場合は水切れの可能性が高いです。
耐寒性を上げるために水やりの回数を減らして、乾燥気味に管理していると起こりやすいですね。
葉が閉じないのはヤバイのか?
これはほとんど、冬の寒さが原因で閉じなくなると思っています。
暖かい時期には、明るくなると葉を開き、暗くなると閉じていたものが、
寒くなるとそのリズムが崩れている。
冬の日中は仕事で家に誰もいないので、室温も10℃前後に下がっているんですが、
夜になっても葉を閉じていません。
部屋を暖房で温めてから、6時間後ぐらいにやっと閉じてる?みたいな(๑˃̵ᴗ˂̵)
寒さでちょっとおかしくなりますが、それでも枯れることはなかったので、
冬はなるべく暖かいところで、そっとしておきます^ – ^
葉が黄色くなる
根腐れか?日照不足か? 黄色くなる葉にはいろいろな原因が考えられる。
基本的には直射日光を好むエバーフレッシュですが、真夏はさすがに暑がりますね。
1日、直射日光では葉が黄色くなってきます。どちらかというと、葉の緑色が薄くなって
黄色みを帯びてくる的な感じです。この場合は、暑さで弱ってきたサイン。
真夏は半日陰ぐらいがちょうどいいですね。
根腐れ、肥料のやりすぎの場合は根がダメージを食らった状態なので、
葉が黄色くなったり、葉が落ちますね。
暗すぎる環境では、下葉が黄色くなって落葉してきたり。
葉がチリチリ
気がつくとチリチリしてる。
僕が思うには、新芽が伸びている途中で水切れを起こすと、
チリチリになる気がします。
葉が変形してしまう現象だと思います。
成長には関係ないので、ほっといてます♪(´ε` )
葉が垂れる
植物で葉が垂れてくるのは、水切れしたときだと思いますが、
エバーフレッシュは水切れしてくると葉を開かなくなるので、
ちょっと違うのかなと。
エバーフレッシュは、光の方向に枝を伸ばして行くのが顕著ですが、
葉の向きも光の方向に向いて行きます。
真上から光が差していると葉が水平。
横から差していると、葉が下に垂れたようになり、横からの光を受けやすくなるのだと
思います。たぶんです(゚∀゚)!
まとめ
僕がエバーフレッシュについて感じたことを書いてみましたが、
ホントのところはわかりませんね。
いろいろと問題があったり、そして、なかったり。
エバーフレッシュの諸問題は、エバーフレッシュと仲良くなるチャンス。
いろいろと試行錯誤していく楽しみも、植物にはありますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。