ポインセチアはクリスマスに飾られる植物できれいですね。
そんなポインセチアを枯らす原因で多いのが冬越しです。
今回は、ポインセチアの冬の育て方やクリスマスになぜ飾られるのか
紹介します。またポインセチアの毒性についても調べました(゚∀゚)
ポインセチアとは?
・トウダイグサ科 トウダイグサ属の植物。
学名 Euphorbia pulcherrima
(ユーフォルビア・プルケリマ)
和名 ショウジョウボク(猩々木)
英名 Poinsettia Christmas flower
樹高 10cm〜60cm
開花期 12月〜2月
ポインセチアはメキシコ原産の常緑の低木に分類されます。
草花ではなく樹木です。
また原産国メキシコは、1年を通して温暖な気候で標高も高いので、
日本の寒さには耐えられず、夏は暑すぎです(๑˃̵ᴗ˂̵)
耐寒性・・・よわい
耐暑性・・・ややよわい
ポインセチアの花の特徴
・赤やピンクになった部分は苞(ほう)という
つぼみを包んでいた葉で、花を保護する役割がある。
・苞の中心にある小さなつぶつぶが花になっています。
・日照時間が短くなると花芽をつける短日植物。
・人工的に暗くなる環境を作って日照時間を短くすれば、
開花時期を早めることができる。これを短日処理という。
・赤だけでなく、白や紫、色がまざったやつもある。
ポインセチアの毒性は危険なのか?
ポインセチアには毒があります。
全草に有毒成分ホルボールエステルが含まれ、症状としては、
皮膚炎・水疱・下痢・嘔吐などを引き起こしますが、
ポインセチアの毒性は強いものではありません。
触ったりしただけでは問題ありません。
でも、
子供や犬がポインセチアを食べてしまって死亡した例があるので、
やはり注意は必要です。
また、ポインセチアの切り口からは白色の樹液が出ます。
この樹液にも有毒成分が含まれているので、
手や体に樹液が触れたままにしておくと、
皮膚の弱い方は皮膚炎や水疱の症状が出ることもあるので、
なるべく触れないようにして、樹液がくっついた場合は早めに
洗い流しましょう。
ポインセチアを育てるうえで、知っておきたい知識ですね(゚∀゚)
冬の育て方
クリスマスにあわせて早くから、園芸店やホームセンターに
並び始めるポインセチア。
冬に販売されているので寒さに強いのかと思いきや、
ぜんぜん寒さに弱い。(๑˃̵ᴗ˂̵)
冬越しがうまくできれば、次のクリスマスに咲かせることが
できるので、ポインセチアの冬越しについて紹介します。
栽培環境・置き場所
耐寒性が弱いので、冬のあいだは室内での管理です。
最低気温 5℃〜10℃ が必要です。
なるべく10℃以上になる場所に置いたほうが安心です。
そして、日当たりを好む植物なので、
日の当たる窓辺がいい場所です。♪(´ε` )
冬の夜は底冷えするので夜間だけでも、
床から少し高いテーブルの上などに移してやると、
ポインセチアにやさしいです^ – ^
葉が突然!落ちる?
葉が落ちてきたら、まずは温度管理を見直します。
温度が足りないと落葉してきます。
水のやりすぎによる根腐れも考えられるけど、
ほとんどは温度。
葉が落ちても、春になれば新芽が出る可能性は大なので、
大事に管理してください^ – ^
水やり
11月〜3月頃までは成長をやめ、
ほとんど水を吸わなくなります。
水やりのめやすは、
鉢の表面の土が乾いてから、3日〜5日ほど待って
たっぷりと水やりして下さい。鉢底からながれでるまで。
冬のあいだは水やりをひかえて、根腐れしないように
気をつけましょう(゚∀゚)
肥料
冬は成長がほとんどみられないので、肥料はいらないです。
かわいい植物には肥料をあげたくなりますねw
ぐぅっと我慢です(๑˃̵ᴗ˂̵)
ポインセチアがクリスマスになぜ飾られるのか?
1. ポインセチアはクリスマスカラーなんですよ。
クリスマスカラーとは、
赤色・・・キリストの流した血
緑色・・・永遠の命、愛の象徴
白色・・・純潔、純粋な心
赤く色づいた苞、緑色の葉、白い樹液。
むかしむかし、原産国であるメキシコに渡った修道士が
ポインセチアがクリスマスカラーだったので使ってみたのが
はじまりだそうです。
2. 赤い苞や花の形が、あれに・・・
赤く色づいた苞と花の形が、
キリスト生誕の地ベツレヘムの星を連想させることから、
キリストのイベントで使われるようになった。
ベツレヘムの星とは聖書に記述された宗教的な星で、
八芒星(オクタグラム)で表現されている。
3. メキシコでつけられた花言葉
クリスマスで飾られる前から、メキシコでは
「ノーチェ・ブエナ」(聖夜)
という花言葉がつけられていたこともあり、
クリスマスに相応しいということで使われるようになった。
クリスマスにもってこいのポインセチアでした♪(´ε` )
まとめ
・ポインセチアには有毒成分が含まれるが、
即死級の毒ではない。
・冬越しは室内の日当たりで、最低温度10℃以上が理想。
・色や形が、クリスマスに飾るのに相応しい条件なので、
世界中で愛される植物になった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。