なんだか最近の胡蝶蘭は、流木やコルク、ヘゴや板に着生させた
カッコいいやつを目にするようになった気がします。
そこで僕も胡蝶蘭の着生にチャレンジです。
今回は胡蝶蘭の着生方法と、育て方や水やり方法を紹介します(゚∀゚)!
胡蝶蘭の着生方法
着生時期
成長期の6月、湿度が高い梅雨時期が
いちばん最適ではないかと思います。
少なからず根を痛めたりするので、
この時期なら回復してくれるし
安心して作業できます ^ – ^
Phal.malipoensis という小型の胡蝶蘭を
着生させてみたので、紹介していきます。
1. 着生させる物を用意します
余っていたヘゴ支柱があったので、そいつをヘゴ板に
して見ようと思います。
45cmのヘゴ支柱をカットします。
だいたい同じサイズで、4本に分けました。
工作用タッカーを使い、4本をつなぎます。
これはすごい便利ですよ。100円で売ってます。
着生させる正面は、こんな感じに。
タッカーを裏側と側面のみ打ち込んでやれば
しっかりくっつきます。これに吊るすための穴を開ければ完成。
2. 胡蝶蘭を着生
胡蝶蘭の根っこを広げて置いてみます。
少量の水苔と糸で着生させてみようと
思います。
広げた根の上に水苔をあしらって、
糸でぐるぐる巻きで止めていきます。
方法はいろいろあるとは思うんですが、
先に根っこをヘゴの上に置いたほうが
活着が速いだろうと思ったので。
そして、水苔は水分を少し保つ目的で
取り付けました。
完成したぞ〜♪(´ε` )
今回はヘゴ板の自作からやりましたが、
ヘゴ板は売ってるし、流木やコルクでも
用意すれば巻き付けておくだけなので、
簡単だと思いますよ。
ビカクシダの着生のほうが難易度高い気がしますw
後日…
2週間後
新芽が動いてきました!梅雨どきなので速いです^ – ^
育て方
着生させた胡蝶蘭の育て方は、初心者にも簡単だと
僕は思います(゚∀゚)
育て方は鉢植えの胡蝶蘭と変わりません。
置き場所
風通しがいい明るい場所。
最低気温15℃以上あれば戸外での
栽培がおすすめ。
胡蝶蘭は強い直射日光は好まないので、
半日陰か、遮光率30〜70%ぐらいがいい。
木漏れ日がさすような樹木の下とかに
吊るして育てる場所があれば最適です。
葉焼けする場所では、日が強すぎるし、
暗すぎる場所では花芽が付きにくい。
僕の着生させた胡蝶蘭は、
軒下の植物ラックに吊るしています。
ラックにある他の植物の下にあるので、
木漏れ日環境にちかいかな?
冬は種類によって耐寒性が違うので、
温室が必要なものもありますが、
無加温で栽培している僕の胡蝶蘭は、
なるべく暖かい部屋の明るい窓辺に
ぶら下げています。
水やり
5月〜10月あたりの成長期には、
毎日水やりをします。
着生させた胡蝶蘭は根っこがむき出しで、
根腐れの心配もなく、株の上から
葉っぱも濡れるように全体に水やり〜
鉢植えでは完全に乾いてからの水やりで、
タイミングが難しかったりするのですが、
着生させた胡蝶蘭は水やりに気を使わないところが、
初心者にも育てやすいと思います^ – ^
胡蝶蘭は乾燥には強いですが、
乾燥しすぎに注意します。
冬は乾燥気味にしますが、
空気も乾燥しているし、より一層乾燥するので
こまめに霧吹きしたり、週に1度は全体に水をかけて
あげたりしています。
着生する素材
流木、コルク、ヘゴ板、焼き杉板が多く使われています。
自分好みの雰囲気のものを選んでかっこよく育てるといいですね♪(´ε` )
肥料
植え込み材(コンポスト)がないので、
肥料分が流れてしまうため、
頻度を多くして肥料をあげています。
洋ラン用の液体肥料を規定量に薄めたやつです。
水やり代わりにあげてもいいかもしれません。
有機肥料を施したい場合は、
肥料ケースやネットなどに入れて
着生させている流木などにくくりつけると
いいと思います。
植え替え
鉢植えではないので植え替えは必要ない。
着生させている流木、コルクなどが傷んできたり、
違うものに着生させたくなったら、新しいものに
交換してみようと思います。^ – ^
関連記事
胡蝶蘭の植え替え方法と時期はいつ?用土や鉢の選び方についても
まとめ
・育て方は鉢植えの胡蝶蘭と変わらない
・成長期の水やりはジャバジャバあげる
・水やりに失敗しにくいので、初心者にも育てやすい
・着生方法は簡単です(゚∀゚)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪(´ε` )