ステファニアの育て方や植え替えはどうする?種類についても

塊根植物のステファニア。見た目はイモ。
涼し気な可愛らしい葉を伸ばし、イモと葉のバランスが絶妙です。
ネットでも情報の少ない珍しい植物。塊根植物(コーデックス)
または珍奇植物(ビザールプランツ)と呼ばれている。

今回は、ステファニア・ヴェノサ育て方植え替え種類について
紹介します。

 

ステファニアとは?

・ツヅラフジ科  ハスノハカズラ属
・学名 Menispermaceae Stephania
・分類   落葉性多年草(自生地では常緑です)

耐暑性・・・強い
耐寒性・・・弱い

イモからつるを伸ばして成長していく植物。
夏型コーデックスと言われる種類です。

原産地は主にタイ、マレーシア。
熱帯雨林に自生している。

ステファニアの主な種類

・ステファニア・ヴェノサ
Stephania venosa

・ステファニア・エレクタ
Stephania erecta

・ステファニア・スベローサ
Stephania suberosa

・ステファニア・ユンナエンシス
Stephania yunnanensis

種子の販売は見かけた。

・ステファニア・ピエレイ
Stephania pierrei

・ステファニア SP. NOV.
新種らしいです。

・ステファニア・グランデュリフェラ
Stephania glandulifera

種類あるけど、詳細はけっこう謎です(๑˃̵ᴗ˂̵)

育て方

栽培環境

半日陰ぐらいの場所を好む。
室内で育てるときは、窓際の明るいところに置きます。

直射日光に当たるほうが、伸びるツルが徒長しませんが、
日が強すぎると葉が黄色ぽくなったり、葉焼けしたりするので、
明るい日陰などに移してあげればいいですね。
やや暗い場所のほうがツルは伸びる感じです。

成長期は5月〜10月ぐらい。
最低気温15℃以上を目安に屋外で栽培できる。
高温多湿の熱帯雨林に自生しているので、
暑さには強く、気を付けるのは冬越しです。

冬越し

夏も終わり涼しくなってくると、
葉を落とし始めます。

最低気温15℃を目安に室内に置きます。
比較的寒さには強い方なので、

5℃を下回る環境でなければ加温などは必要ない。
なるべく10℃以上ある場所が好ましい。

ステファニアの冬越しは塊根だけになりツルは枯れてしまうので、
日当たりは必要ないですが、なるべく暖かい日の当たる場所に
置いたほうが耐寒性があがると言われている。

水やり

乾燥にかなり強いので、
完全に土が乾いてから水やりしても大丈夫です。

葉がある成長期には、土の表面が乾いてからあげる。
特に高温になる真夏は、毎日水やりをしてもOKなぐらいです。

とはいえ、常に湿った状態になるのは
根腐れや塊根が腐る原因になるので気をつけます。

冬の水やりは
落葉し始めたら、水やりをやめる。
水やりをやめることにより休眠状態になる植物です。

春の芽出しまで完全に断水します。
寒い時期の水やりは塊根の腐る原因になる。

肥料

成長期の5月〜10月に液体肥料や、化成肥料などをあげれば、
葉もよく茂り、塊根もより大きくなります。

用土

水はけの良い、観葉植物の培養土のような土がいいです。
赤玉土、腐葉土を混ぜたもので問題ないです。

植え替え

塊根(イモ)が鉢にぶつかりそうになったらとか、
2年ぐらいを目安にとか、

比較的成長が早いので定期的に植え替えをしたほうがいいように思う。

植え替え時期は、春になり芽出しを確認してからにします。
真冬の休眠期を除いて、いつでもできます。

ステファニア・ヴェノサの植え替えをやってみた

購入当初はほんとに、じゃがいもです。

ステファニア・ヴェノサの休眠期。

冬の間はずっとこのイモを眺めます。

春になり芽が吹いてきたので、ホッ。ていう感じ♪(´ε` )

夏は生い茂り、花も咲きます。

1年でここまで大きくなりました!

このまま行くと鉢にぶち当たるので植え替えます。

わかりにくいけど、もう新芽が動き出しています。

けっこう細い根をしています。大きくしていきたいので根鉢はいじりません。

2回りほどおおきな鉢に植え替えます。

用土には、赤玉土、腐葉土、堆肥、緩効性化成肥料(マグアンプ)を混ぜている。

根鉢をいじらないので、イモの高さを調節したら土を入れて完成です。

これで今年もぐっと成長できるでしょう!(゚∀゚)

まとめ

・半日陰から明るい日陰を好む
・塊根部分を大きくするには肥料を与える
・塊根がでかくなったら植え替えをする
・いろんな種類(品種)はあるけど、流通が少ないレア植物

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪(´ε` )