「サギソウは育てやすい植物です。」なんて本に書いてあるのに球根が、
消滅しました(๑˃̵ᴗ˂̵)何が原因か?いろいろ調べてみると、見えてきましたよ。
今回は、サギソウの育て方や冬越しについて調べてみた。
そして、実際に植え替えしたので紹介します。
サギソウについて
ラン科 ハベナリア属(ミズトンボ属)Habenaria
または、ラン科サギソウ属 Pecteilis に分類される。
ラン科の植物は、他の植物より分類の変更が多く、
ややこしいですね。分類の方法で2つの学名がある。
学名:Habenaria radiata
Pecteilis radiata
和名:サギソウ 鷺草 サギラン
英語では、
「White egret flower」とか 「Fringed orchid」
鷺(サギ)という鳥が羽ばたく姿に、花が似ているのが由来です(゚∀゚)
サギソウは湿地性の植物。球根性。
日本原産。ラン科なんですが、ほぼ山野草的な扱い。
開花期は7月〜9月。
本州、四国、九州の低地にある湿地に自生している。
自生地の減少などにより、環境省によるレッドリストのランクが、
準絶滅危惧 (NT)に指定されている。
「絶滅危惧」に移行する可能性のある種 環境省レッドリストより
サギソウの育て方
置き場所
日当たりがいい場所で栽培します。
半日影ぐらいでも花は咲いたので、大丈夫だと思います。
開花中の夏は、半日陰ぐらいのほうが葉が傷まず、
花も長持ちすると僕は思います♪(´ε` )
水やり
1年を通して乾燥させないように水やりします。
水切れに要注意!
水はけがいい土であれば、成長期は毎日水を上げますよ。
でも、真夏は水やりが追いつかない(๑˃̵ᴗ˂̵)
夏はちょうど開花時期でもあるので、腰水栽培で乾燥を防ぎます。
かっこいい器に水を入れて小さい湿地を再現したり、
涼し気な雰囲気を醸し出す。 かもしれない、サギソウです(゚∀゚)
冬の水やりは極端に乾燥させない程度に、月2〜3回ぐらい。
肥料
ほとんど必要ないです。
5〜6月の開花前にチッソ、リン酸、カリの三要素が等量配合された液肥を
月に1〜2回上げる程度。
僕はどこでも売ってる、ハイポネックスのブルー色の液肥をやる時と、ヤラない時もw
(等量配合じゃない、6-10-5)
植え替え
休眠期の1月〜3月が植え替えの適期。
基本は毎年植え替えですが、1年でかなり球根が増えるので、
2年に1回はやらないとヤバイかな?
サギソウの冬越し
サギソウは、冬に鉢が凍ると消滅する。
僕はそう思いました。
湿地性の植物で耐寒性もあるので、
乾かさないように冬も水やりをして、軒下で冬越ししていましたが、
真冬の朝は、盆栽などの鉢と同じくサギソウも凍りついていた。
結果、春に植え替えようと思ったら、サギソウの球根は消滅していました。
サギソウの冬越しのポイントは、
極端に乾燥させない。
♪(´ε` )
サギソウの球根が消滅した後、たまたま手に入れたサギソウを
今年は冬越しさせるように頑張ってみたら、成功しました!
ほんとは凍らせないように、加温されてない玄関などに
取り込むつもりでしたが、場所がないので屋外で放置です(๑˃̵ᴗ˂̵)
でも、前回の失敗をふまえて
水やりを控えました。サボテンのような断水ではなく、
鉢土の表面が乾いてから、ちょちょっとシャワーをかけて
土を湿らせる程度にしたんです。
水が流れ出るほどあげた記憶は殆ど無いでぃす。
乾燥させすぎたかな?と思うときもありましたが、
これで今年は春に植え替えることができました(゚∀゚)!
サギソウの植え替えをやってみた
まずは、放置感の漂うサギソウの鉢を。
なぜか、土が減っています。わかりません♪(´ε` )
今回の植え替えは、2月です。
土からサギソウの球根を仕分けしていきますが、
これが結構、分かりづらかったです。
サギソウを植え付ける土は、
赤玉土、鹿沼土、水苔を混ぜたものや、水苔単用が一般的らしいですが、
水はけよく、保水性のよいものであればなんでもいいと思う。
この鉢の土は、草花培養土に植えていました。
今回の植え替えで使う、オリジナル用土は
赤玉土(小粒)、鹿沼土(気持ち程度)、水苔(少し刻む)、ピートモス
ピートモスは入れすぎると水はけが悪くなるので注意。保水性があがる。
ピートモスは以外は、水はけを考えた設計。
次は球根を植え付けていきますが、
球根の上下とかわからない場合は、横向きに置いてやればいいみたいです。
もれなく僕は横向きですw
球根の上に土を1cmぐらいかけたら、完成です(゚∀゚)
植え替え後の管理は、日当たりに置き、乾燥させないようにして芽が出るまで待つ!
花が咲いたら、instagramにアップします^ – ^
まとめ
・育て方のポイントは、水切れに注意
・植え替え時期は1月〜3月の休眠期
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。