スイレンに似た花を咲かせるスイレンボク。
盆栽にしようか、のびのび育てようか楽しみな木。
ちゃんとスイレンボクのこと調べなくては!ということで、
今回は、スイレンボクの育て方や植え替え、剪定、挿し木について
紹介します。
スイレンボク(睡蓮木)とは?
半耐寒性常緑低木
アオイ科 ウオトリギ属
(以前はシナノキ科らしい)
学名 Grewia occidentalis
別名 グルーイア
原産地 南アフリカ
スイレンに似ている花を咲かせるので、スイレンボクと言われている。
2〜3cmの小さめの花を咲かせる。
葉も小ぶりなので、花物盆栽として人気があります(゚∀゚)♪
樹木ではあるが、山野草のジャンルになってたりします。
耐暑性・・・強い
耐寒性・・・ふつう
耐寒性は弱いと言われているが、0℃ぐらいまでは耐えられる。
暖地では屋外での冬越しも可能です。
寒さにあたると落葉しますが、春になれば新芽が伸びます。
開花期 5月〜10月
育て方
栽培環境
日当たりのいい場所。
半日ぐらいの日照時間が必要。
花が咲かない場合は、
日当たりが悪いことが原因としては多いので、
置き場所を変えてみます。
冬は凍らない屋外で冬越しできます。
耐寒性は弱いとされていますが、0℃ぐらいまでなら意外といける。
寒くなってくると落葉し、春になれば新芽が伸びてきます。
ただ、部分的な枝枯れなどはすることもあるので、
盆栽など大切な株は、室内に取り込むなどの保護を
したほうがいいと思います。
室内に取り込むときは5℃を目安にします。
水やり
水を好むので、水切れさせないように注意します。
特に夏場は乾燥しやすいので、
用土の表面が乾いてきたらすぐに水やりします。
冬に落葉したら、乾かし気味に管理します。
室内で落葉していない場合は、表面の土が乾いたら水やりをする。
肥料
春と秋の2回、緩効性肥料をやります。
そこまで肥料が必要な樹木ではないので、
控えめな施肥で大丈夫です。
植え替え
2〜3年に1度、もしくは、根腐れや根詰まりを起こしているときには、
植え替えをします。
植え替え時期は、適期は3月〜6月。
新芽が成長を始める時期がベストです。
挿し木
スイレンボクは挿し木で増やすことができます。
挿し木の適期は6月の梅雨どきです。
温度と湿度がある時期であれば、挿し木の成功率は高い樹木です。
剪定
枝のどこで切っても芽がでてくる樹なので、
好きな形に剪定する事ができます。
また、新しく伸びた新芽の先に花が咲くので、
春に花が咲いた後に、枝を少し剪定するとまた花が楽しめます。
こまめな剪定をすれば、3月〜10月頃まで花を楽しむことができる。
まとめ
・暖地では屋外で冬越しできる。
・成長期にこまめな剪定をすれば、花を長く楽しめる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!