スイレンボクの育て方は?植え替えや剪定、挿し木についても

  • 2020年7月4日
  • 2024年2月6日
  • 盆栽

スイレンに似た花を咲かせるスイレンボク。
盆栽にしようか、のびのび育てようか楽しみな木。
ちゃんとスイレンボクのこと調べなくては!ということで、

今回は、スイレンボク育て方植え替え剪定挿し木について
紹介します。

 

スイレンボク(睡蓮木)とは?

By: Malcolm Manners

半耐寒性常緑低木
アオイ科 ウオトリギ属
(以前はシナノキ科らしい)

学名 Grewia occidentalis

別名 グルーイア

原産地  南アフリカ

スイレンに似ている花を咲かせるので、スイレンボクと言われている。
2〜3cmの小さめの花を咲かせる。

葉も小ぶりなので、花物盆栽として人気があります(゚∀゚)♪
樹木ではあるが、山野草のジャンルになってたりします。

耐暑性・・・強い
耐寒性・・・ふつう

耐寒性は弱いと言われているが、0℃ぐらいまでは耐えられる。
暖地では屋外での冬越しも可能です。

寒さにあたると落葉しますが、春になれば新芽が伸びます。

開花期  5月〜10月

育て方

栽培環境

日当たりのいい場所。
半日ぐらいの日照時間が必要。

花が咲かない場合は、
日当たりが悪いことが原因としては多いので、
置き場所を変えてみます。

冬は凍らない屋外で冬越しできます。
耐寒性は弱いとされていますが、0℃ぐらいまでなら意外といける

寒くなってくると落葉し、春になれば新芽が伸びてきます。

ただ、部分的な枝枯れなどはすることもあるので、
盆栽など大切な株は、室内に取り込むなどの保護を
したほうがいいと思います。

室内に取り込むときは5℃を目安にします。

水やり

水を好むので、水切れさせないように注意します
特に夏場は乾燥しやすいので、

用土の表面が乾いてきたらすぐに水やりします。

冬に落葉したら、乾かし気味に管理します。
室内で落葉していない場合は、表面の土が乾いたら水やりをする。

肥料

春と秋の2回、緩効性肥料をやります。
そこまで肥料が必要な樹木ではないので、
控えめな施肥で大丈夫です。

植え替え

2〜3年に1度、もしくは、根腐れや根詰まりを起こしているときには、
植え替えをします。

植え替え時期は、適期は3月〜6月。
新芽が成長を始める時期がベストです。

挿し木

スイレンボクは挿し木で増やすことができます。
挿し木の適期は6月の梅雨どきです。

温度と湿度がある時期であれば、挿し木の成功率は高い樹木です。

剪定

枝のどこで切っても芽がでてくる樹なので、
好きな形に剪定する事ができます。

また、新しく伸びた新芽の先に花が咲くので、
春に花が咲いた後に、枝を少し剪定するとまた花が楽しめます。

こまめな剪定をすれば、3月〜10月頃まで花を楽しむことができる。

まとめ

・日当たりのいい場所で、水やりをしっかりとする
・暖地では屋外で冬越しできる。
・成長期にこまめな剪定をすれば、花を長く楽しめる

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!