初心者もできる盆栽の育て方!始め方やどこで購入するのかについても

盆栽は初心者にはむずかしそうとか、お値段がぁ~とか、いろんなイメージあると思います。でも初心者でもできるんですよ。いろんな樹種や鉢や、苔盆栽まで幅が広い世界。奥も深い。
今回は盆栽育て方種類鉢植えとの違いどこで購入するのかについて調べていこうと思います!

盆栽と鉢植えの違いは?

広い意味で盆栽も鉢植えですが、やはり盆栽と鉢植えはちがうもとされています。

盆栽とは鉢の中に自然の景色や風景、樹木のいちばんよく見える姿を表現したもの。

苔や枯れ枝もあえて残したり、大自然の姿をもとに作られる。

鉢植えはもっとカジュアルに植物を育てて楽しむ雰囲気だと思います。

 

厳密にこれが盆栽、これが鉢植えということはなく
自分で自然を鉢の中に表現していくことが盆栽ではないかなと僕は思っています。

盆栽もはじめは苗木や素材段階の鉢植え栽培なので、
難しく考えなくて大丈夫です。いろいろな植物を
育てて盆栽にしてしまいましょう!

いろいろな盆栽の種類

大きく分けて次の5種類が代表的な樹種による区別です。

・松柏類

・雑木類

・花物類

・草物類

・実物類

松柏盆栽

みなさんがイメージする盆栽に一番近い代表的なグループ。
気品と風格を表現できる樹種が揃う。常緑樹が多い。

黒松・赤松・五葉松などの松。
真柏(シンパク)と呼ばれるミヤマビャクシン。
杜松(トショウ)やイチイの樹などに代表されます。

雑木盆栽

1年を通して季節を感じることができる樹種が多いグループ。
赤や黄色に色づいた紅葉を楽しめます。落葉樹が多い。

もみじやイチョウ、ニレケヤキ、ソロなど
たくさんの樹が属する。

自然樹形の美しさを表現しやすい樹種が多いと思います。

花物盆栽

花を見て楽しむ盆栽たち。

梅・ボケ・サツキ・桜・フジなど香りや花がきれいな樹種を
庭木じゃなくても楽しめます。

部屋の中で梅の香りを堪能することができたり、いいですね。

草物盆栽

侘び寂びに一番近い盆栽たち。
野原や山、川辺などなんてことない場所にフォーカスした
草がメインのクールなグループ。山野草が多い。

トキワシノブ、ツワブキ、イワヒバ、ベニチガヤ、サギソウなど。

実物盆栽

実を鑑賞する盆栽たち。

老爺柿(ロウヤガキ)、姫リンゴ、ウメモドキ、南天、万両、
ピラカンサなど。

実がなるその樹姿は、ミニチュアの自然を感じることができる。

そのほかの盆栽

苔盆栽

ひたすら苔の魅力に取りつかれた人用の盆栽。
きれいな器に苔をモリッと。石をあしらうことも。
意外と栽培難易度は高い。

マン盆栽

いわゆる自然素材をつかったジオラマ作成的な盆栽です。
けやきの木のしたで休むピカチュウとかを表現できます。
そのためにはけやき盆栽とピカチュウのフィギュアが必要になります。

想像は無限大。現代的で僕は結構好きなやつです。

寄植え盆栽

お正月飾りに代表されるような、松と梅を植えたり、
南天をそこにあしらって。

草と木を一緒にしたり、生け花に近い感覚でいける。気がします。

大きさもいろいろ

・大品盆栽・・・50cm以上
・中品  ・・・20cm~50cm
・小品  ・・・20cm以下

こんな感じに大きさでも呼び名がわかれています。
盆栽の価値は大きさでは決まらないので、あくまでも
好みで自分のやりたい盆栽のサイズは決めるのがいいですね。

小品でもより小さいプチ盆栽や、もっとちっさな豆盆栽もある。
ただし、小さいがゆえにお手入れはルーペを使いますが。

始め方と育て方

自分の盆栽の始め方は、安いホームセンターに売ってた小さいやつを
買ってきたのが始まりでした。確か、ニレケヤキです。

まずは気に入った樹種を見つけるのがいいです。

そこから樹の育て方や特徴を調べてみて、少しづつ知識も増えます。
盆栽の本もいろいろと出ているので読んでみると楽しいです。

盆栽をこれから始めようと思う人は育て方が難しいとか、
先にいろいろと考えてしまうと思うのですが、

水やりさえ忘れなければ、ほぼ枯れません。
ほぼと書いたのは病気なって枯れることはありますし、
水のやり過ぎもいけません。

水やり3年。少しの慣れが必要です。

水やりをマスターすることがはじめの育て方。

なのでとりあえず楽しい盆栽をお迎えし、育てることをはじめるのが
いいと思います。僕もそうでしたので。

ということで、

・気に入った樹種を買う

・水やりをちゃんとする

まずはここから盆栽は始まります。

そのあとに植え替えや剪定を覚えていきます。

盆栽には完成はありません。年月とともに姿は変わります。
枝が枯れることもあります。でもそれを活かしてまた作り替えていきます。

盆栽の購入場所はどこがいい?

最近ではホームセンターに売ってる盆栽もありますね。
僕もはじめは小さい3000円くらいの盆栽を買いました。

僕が思うおすすめの購入場所は、オークションサイトでの購入です。

安いけど結構見栄えのいい立派なものが出品されています。

個人の方の出品もありますし、盆栽園さんが出されている物もありますね。掘り出し物や、かっこいいヤツが見つけられると思いますよ。

盆栽園に行ける人はプロに聞いて購入するのも間違いないですね。
実際100万円を超える盆栽もたくさん置いてありますが、

それだけではなく小品盆栽やこれから盆栽として育てるための素材段階の苗木たちも売られているんです。これらは数百円から数千円の価格のものが多いですよ。

まとめ

・育てたい盆栽をさがしてみる

・育て方と水やりを調べる

・オークションや盆栽園で購入するのがおすすめ

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!