カリバナスフーケリーを小さい苗から育て始めて2年。
どのくらい大きくなったのか?気になります。
ボーカルネアグラキリスやパキポディウムも育てているので、
植え替えてみることに。
今回は、塊根植物(コーデックス)の苗がどのくらい成長したのか植え替えたので紹介します。
また屋外での冬越しについても。
塊根植物の成長
2年前に小さなカリバナスフーケリーとボーカルネアグラキリスを
ネットで購入し、植えました。それから2年。
どのくらい大きく成長したのか植え替えをしてみました。
カリバナスフーケリー
カリバナスフーケリーを購入した時の状態です。塊根部分は土の中。(2019年)
購入時の植え替えでは、こんな感じ。
塊根サイズは4cmぐらいですね。(2019年)
ボーカルネアグラキリス
こちらはボーカルネアグラキリスの購入時の植え替え。2cmほど。(2019年)
画像左がボーカルネアグラキリス。
右がカリバナスフーケリー。(2020年の状態)
ボーカルネアグラキリスは2020年に植え替えをしました。
そして2021年に両方植え替えてみました。購入してから2年です。
植え替えてみました!
2021年
葉の数、芽数が明らかに増えています。
塊根部分もある程度肥大しているようです。
どうなっているのか期待しちゃいます。
カリバナスフーケリーを鉢から抜くと、よく根っこが張っていて、
元気です。今回は駄温の浅鉢に植えたいので、根を切ります。
ハサミで下の根をバッサリとカットします。
まだ塊根部分は見えてきません。根をほぐして、塊根を見ようと
思ったんですが、土も邪魔になりすべて落ちてしまいました。
こんな手荒な植え替えで大丈夫なのか不安は残ります。
土に埋まっていた塊根からは根が出まくっています。
今回は塊根部分を見せて植え付けたいと思うので、
上の方の根は切ってしまいます。
おお〜!すごいです。やばいです。
2年で塊根はかなり大きく肥大してますね。4cmから15cmぐらいになりました。
芽数が増えて横に大きくなっている。
駄温鉢に色つけてるやつに植え替えました。
かっこよく見えるようになったと思います!
次にボーカルネアグラキリスの植え替え。
購入から2年経ちますが、1回植え替えています。
さらに1年後の植え替えです。
カリバナスより成長はゆっくりです。
塊根もそれなりに大きくなりました。
成長点(葉が出てくるところ)は1つだったのが2つになり、
ゆっくり成長しています。水はけの良い土で植えていたので、
掘り出すと土は落ちてしまった。2cmから5.5cmほどに。
長い根を切りそろえて同じ鉢に植え替えました。
細い根がたくさんあるので、根っこを切っても大丈夫です。
植え替え後。
大きな塊根植物は購入するのも躊躇するお値段ですが、
小さな塊根植物はお値段もお手ごろなので、
大きく肥大していく塊根植物を日々楽しむのも良いなと思います。
育て方のポイント
・用土は水はけのいい土。少しは腐植質の用土を混ぜるといい。
・成長期は乾いたらしっかり水やり、冬は断水するか、1か月に1度程度。
・屋外での冬越しが可能(関東地方基準)
*僕の育て方なので参考までに
関連記事 カリバナスフーケリーを植え替え!大丈夫か?育て方や販売値段は?
パキポディウムの植え替え
Pachypodium bispinosum パキポディウム・ビスピノーサム
僕が育てているパキポディウム・ビスピノーサムです。
南アフリカ原産。この形と大きさが好きですね。多分輸入株です。
初めからこの大きさでしたので。
未だ花が咲いたことはない。
枝はよく伸びます。
結構頭でっかちで、鉢が倒れそうなので植え替えることにしました。
根の成長が遅いと聞いていましたが、意外にびっしりです。
少し土をほぐす。細かい根と太い根があります。
根はやさしく扱わないとポロポロと切れてしまうのです。
結構土が落ちてしまいました。
根鉢をいじらずに植え替えたほうがよかったかもしれません。
植え替え直後は写真を撮り忘れて、今はもう冬越し中というw
もともと傾いた形がいい感じだったので、同じく傾いて植えています。
横から見るとだいぶ傾いてるのです。
水槽の中で冬を越します。
塊根植物の屋外での冬越し
僕の育てる、カリバナスフーケリーとボーカルネアグラキリスは
屋外での冬越しで今の所問題ない。
パキポディウムビスピノーサムは屋外での冬越しが可能な品種と言われている。
カリバナスフーケリーとボーカルネアグラキリスは、寒さにかなり強い印象です。
霜と雨に当たらないように軒下に入れますが、それ以外は何も養生なしです。
僕の住んでる関東地方のお話です。寒冷地ではさすがに厳しいかもしれません。
パキポディウム・ビスピノーサムは空いている水槽の中で冬越しさせます。
基本的には、春に成長を開始するまで水やりは一滴もしない。
今回はユーフォルビア・ステラータ(飛龍)も一緒に屋外で冬越しです。
安全策を取れば、室内に取り込む方が間違いありません。
しかし屋外では日光の恩恵にあずかれる。
寒くなると落葉するパキポディウムビスピノーサムは、落葉後は陽の光はいらないかと
考えて室内の窓際に置いてましたが、春の芽出しが遅い気がしていた。
もしかすると、
冬場の太陽光が当たらないからでは?
と思い、日当たりで冬越ししてみることに。
無事に冬越しできるよう、様子を見ながらいこうと思います!
まとめ
・土に埋めて育てた塊根は大きく肥大していた
・人気ではあるがメジャーではない植物なので、育て方も試行錯誤が必要
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!